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君の瞳が見えなくなって 最初に思ったのは「かわいそう」だった
深い意味はない 同情でもない

次に思ったのは 「僕に出来ることはなんだろう」だった
出来る限りのことをしよう そう心に決めた

もしも僕が何も見えなくなったら
生きていくことに絶望してしまうだろう

だから君が絶望しないように なんとか楽しくさせるからね

君が好きな香りを用意したんだ
ドアを開ければ すぐにほら 君が笑うから

君に触れて ここにいるんだと 伝え続けるよ
このメロディで 君に光を与え続けるよ
君の目に映らなくなってしまった 七色の光
生命の輝きを このメロディで伝え続けるよ
ほらまた 君が笑うから

誰かが言うんだよ 変わってしまったって
ならそうなんだろう 自分じゃわかりはしないさ
どうだっていい
でも悪くはない 僕は知ることが出来たから

いいんだ 何もかも 今は君と一緒にいたいだけさ
あと何年一緒にいれるかはわからないけど
わからないけど わからないけど

君を抱いて 愛しているんだと 伝え続けるよ
この体で君を光の温かさの中へ
君の目に映らなくなってしまった光の分を
暗闇の中にこのメロディが光を灯すように
僕もまた 君が笑うなら

だから君が絶望しないように
なんとか楽しくさせるからね

漫画も僕が読んであげるよ
七色の声を使ってキャラクターになるよ
君が笑うから

君に触れて ここにいるんだと 伝え続けるよ
このメロディで 君に光を与え続けるよ
君の目に映らなくなってしまった 七色の光
生命の輝きを このメロディで伝え続けるよ

君は壁にぶつかってばかり
それでも君は笑うんだろ?なぁ
世界は見たくもない瞬間ばかりだけど
君の笑顔を今日も見たい 今日も見たいんだ
君に触れて ここにいるんだと 伝え続けるよ
このメロディで 伝え続けるよ