ペルソナ4 その5

第6章 〜ラブストーリーは突然に〜

僕は今MVを絶賛編集中だ。こないだ撮影した映像を全てボツにしてるのはメンバーにも内緒だ。

さてコミュについては前回話した通りだが、このコミュを最後までランクを上げると想像していなかった展開が待っていた。
僕のパーティーメンバーは、陽介、里中(女性)、天城(女性)と自分、の4人メンバーが好きだった。(他にも仲間は選択できる。)
学園生活の青春を一番感じれる4人だったからだ。クラスメイトで、林間学校も同じ班だったし。
なんていうか、クラスで、仲のいい男女グループって超理想的じゃね?そんなの送ってるやついるんかいな!
いるわけないわぁ!いないよな…。

ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!いたいたいたいたいた!
岩永くん!!!顔もかっこいいし、勉強もできるし、話も超面白いし、優しいし、運動もできちゃう岩永くん!
女子も男子も分け隔てなく仲良くできて、こんな俺ともなぜかやたら仲よかった岩永くん!元気かなぁ。

僕は違います。リア充ではありませんでした。違う意味でリアルが充実してましたけど。
あんなリアルはもう2度と味わいたくないリアルがね…。

話を戻そう。つまり、このペルソナ4は誰もが憧れたリアみつるの学園生活が出来てしまうのだ。

で、そのパーティーメンバーは強くしておきたかったので、里中(女性)と天城(女性)ともよく遊んだりしていた。
「あ、畠山くん、今日暇?放課後ちょっと、付き合ってくんない?」
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!!
なんだよこれぇ。言われたことねぇよぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉ。

仲良くしていると、それぞれのバックグラウンドが見えてきて、みんな頑張ってんだな、俺も頑張んなくちゃな、という気持ちにさせられた。夢の話とか、将来の話とかね、みんな悩んで迷って、頑張ってんだなっていうね。ほんと俺が無くした何かがここにあったよ…。
いや、初めから持ってなかったのかもしれない…。

そんなこんなで一人ずつのストーリーを楽しんでいたときだ。僕は天城とのコミュが最高ランクになるところだった。

僕は適当に相槌を打つように話をしていた。選択がかなり適当だった。
今思えば、最高ランクが楽しみだったから、あんまりちゃんと読んでなかったと思う。

画面に出た文字はこれだ。「特別な関係になった。」

ん??????なんだこれ???何が起きた??あれ???なんか付き合う的な感じになっちゃいましたけど????
僕、そんなこと言いました????ええええええええええ????

ここからはネタバレになるので未プレイの方はお気をつけて。

どうやらググったところ、何人かの女性キャラとは付き合うことができるようだ。
確かにそんな雰囲気あったような…。でもそこまで進むとは思いませんでしたよ。
最近の若いもんはすぐコレですか!?
しかも、同時に何人も付き合えてしまうらしい。

お、おそろしい…。これがリアみつる…。

とはいえ、何がおそろしいって、適当に相槌を打つように話していただけで、天城(女性)と付き合ってしまった僕のプレイボーイっぷりだ。自分の中にこんなにも恐ろしいモンスターが宿っていただなんて…。自分が怖い。

ということで、自分は付き合う気もない女性と付き合うことになり、別れる方法もよくわからなかったので、ゲームだし、つき合える女性全員と付き合うことにしてみまんた。ゲームだし。ゲームだし!!!!

ググったところ、リスクはないと。ただし、修羅場イベントがちょいちょいあるとのことだった。でも物語的には問題ないみたいだった。

「バレンタインデーなのに一緒にいれないの?私たちって付き合ってるんだよね?」

このセリフが僕の心を引き裂いた。それは2度と同時に誰かと付き合うものかと、心に決めた瞬間だった。

いや、このバレンタインデーだけではない。

ンジョン攻略中もだ。パーティーメンバーの里中(女性)と天城(女性)、この二人と付き合ってるのに何も言わず一緒にずっと戦ってるっていうこの状況。心
が折れそうだ…。俺には無理だ…。こんな状況でよくペルソナ出せるなこいつ。俺の名前ついてるけど、完全に俺じゃねーよ。ハート強すぎだよこの主人公。そ
して陽介。俺はこんなモテ男だけど、いつも一緒にいてくれてありがとう相棒。

と、まさかラブ要素まで用意してあるとは思わなかったペルソナ4。どうやらペルソナ3からも恋愛要素はあるようです。
確かに海外ゲームでも普通にS◯Xシーンとかある。ウィッチャー3とかもかなり修羅場があった。

学生なら確かに恋愛要素がない方が嘘くさい。これはリアリティだ。自由度だ!

うーむ、この僕にまさか恋愛シミュレーション体験までさせるとは…。僕をどこまで壊せば気がすむんだペルソナ4!!!!
僕はどこまでも壊れていく。でもそれは壊れてるわけじゃないってことに気付くまでに時間はそうかからなかった。

第7章 〜本当の自分〜

さて、ここで謝らなくてはならない。
もうすぐペルソナ5がプレイできるので、駆け足でこのブログを終わらせなければならないことを前もって詫びておこう。
申し訳ないっす。

ここで他の素敵な要素を伝えたいだけ箇条書きにしていこうと思う。

まず音楽。
音楽めっちゃいいっす。口ずさむっす。やべーっす。あの音楽が日常生活に投げれてたら僕の人生バラ色っす。
このよさはゲームをやらないとわからないので是非体験してほしい。

次に、ゆるキャラ的存在のクマ。こいつがまたクソカワイイんすよ。ほんとにね、セリフも面白いし、やべーっすよ。
まじやべーっすよ。超kawaiiっすよ。ググってみてね。
クマのストーリーも超泣けるし、マジkawaiiし、最高に愛せます。

とつだけ、僕が気になったのは、クマは序盤、先頭を手助けしてくれるキャラで、戦闘中に敵の解説もしてくれるし、「さすが先生!」とか「陽介が調子に乗っ
てるクマ!!!」とか言ってくれる。このセリフがまた最高にカワイイし、戦闘も楽しくしてくれたんだけど、途中で「りせちー」っていう元アイドルに手助け
役が変わります。クマは戦闘に参加してくれるようになります。
でもね、僕はね、陽介里中天城自分の4人でしか冒険する気なかったので、クマにずっと応援して欲しかったんですよ。
りせちーとかマジ、俺興味ねぇっす。(付き合いましたけど。)マジ興味ねぇっす。(付き合いましたけどね!)


れから、夏祭り、花火大会、海水浴、文化祭、クリスマス、バレンタインなどの各種季節のイベント。これはもう、ね、修学旅行すら行けなかった僕がこんな青
春を楽しめるなんて思いもしなかったですね。タイムマシーンですよペルソナ4はもはや。学生時代に戻ったらこんな最高の体験をするんだ!って感じです。

そして、本編のストーリー。本編のストーリーが面白くてこのゲームにはまったのに、気づけば他の要素で完全に虜になってしまった僕ですが、やはりこの本編の話は素晴らしかった。サスペンスものはやはりいい!!!!!!

まぁ、もうね、語ると全てを語ることになるのでもうこの辺で終わりにしますよ。ペルソナ5やりたいし。
ていうかね、もっといっぱいヤバい要素あったと思うんですけど、もう今チャーハンで頭いっぱいでしてね。
んで、心はペルソナ5に切り替わってるわけですよ。もうここ数日ゲームやれませんもん、早くペルソナ5やりたくて。
チャーハンとペルソナ5ですよ。今の僕はチャーハンとペルソナ5で形成されています。MVなんか作ってられるかボケ!

僕的には正直誰かと付き合うとかじゃなくて、男子メンバーとスキーで遭難したり、バレンタインもクリスマスも男子メンバーと遊びたかったっす。だって、そんな青春もいいじゃない。友達いなかったからね…。実は一番の理想はそっちかもしれないっすよ。
一応、そういうプレイもできますからね。でもね、誰かと付き合ってる以上ね、誰も傷つけたくないんすよ!!!!!
もう6人くらい裏切ってますから!誰が本命なのかも自分でわかってませんから!
陽介たすけてくれー!誰にでもいい顔してた結果がこれだぁ!!!
そう、愛せる人は一人だけなのだ。この世界で守れるのは一人だけなのだ。そのことを忘れてはならない。そんなことを教えてくれてる気がします。嘘です。

そんなこんなでクリアしてしまったらペルソナ4ロスがやばくって。
netflix入ってたんで、ペルソナ4のアニメとか見ちゃったりして。この僕がアニメだとぉ!?
このアニメがまた面白いんすよ…。ゲームやってるとプラスアルファ楽しめるんで。ぜひゲームプレイしてからアニメ見て欲しいです。

そう、つまるところ、僕はまだ本当の自分を知らなかったのだ。

ペルソナとは、もう一人の本当の自分である。

ペルソナ4。
それはプレイヤーがもう一人の本当の自分に出会うことのできるゲームだった。そして僕はもう一人の本当の自分に出会えた。
これからの人生でまだまだ知らないことがある。そんなことを教えてくれた。
ありがとうアトラス。