初ベスト盤(Disc 1編)by中島ケイゾー

皆さんこんにちは。ベースのケイゾーでございます。
10周年を迎えたバンド初のベスト盤。それを祝しまして全曲解説?エピソード?的なものをしてみたいと思います。
40曲もありますからね。ちょっと記憶が曖昧なとこもあると思いますが、平にご容赦を。
それではいってみましょう。

M1「CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい」
バンドの定番曲ですね。1stアルバムの1曲目を飾る曲です。
今だとライブでは最後の曲として演奏することが多いです。
いやぁこの曲はお客さん盛り上がりますね。「くにおくんの大運動会」みたいなカオス状態をステージから何度も見てます。
CANはドイツのバンドで日本人も在籍してたややマニアックなバンドですが、
このバンドを知らないお客さんが間違えて英語の助動詞「キャン」って言ってたのはここだけの話です。

M2「レディース & ジェントルマン」
これはよくライブの1曲目にやってましたね。
僕は2009年リリースの2ndアルバムのツアーからサポートとしてバンドに携わってきたのですが、
それ以前は外からミイラズのライブを見てまして、大体この曲スタートだったと記憶してます。
面白いバンドだなぁと思ったきっかけの曲でもあります。

M3「シスター」
これも当時ライブでよくやってた曲ですね。バンドにとって重要な曲の一つだと思います。
最初この曲をライブで聴いた時(確か渋谷エッグマン)、それまでのミイラズのイメージに無い曲調だったので驚いたのを覚えてます。
結構パンキッシュなイメージが先行してたので、こういうポップな曲もいけるのか!的な。
ベーシストとしては指が痛くなる曲の一つでもあります。

M4「WAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
これもライブ定番曲の一つですね。盛り上がります。
「わー!」って叫ぶ曲ですが、そこそこの確率でコーラス中酸欠になる曲です。
どこまで「わー!」って言えばいいんだろう…と今でも演奏中迷う時があります。
まぁ苦しくなったらやめてますが。

M5「僕はスーパーマン」
最近はライブでやってませんが、この曲もミイラズの代名詞的な曲じゃないでしょうか。
畠山もコメントで書いてますが、「30を越えると海馬がシャットダウン」は年齢の事だと思ってました。
って言うのも僕の好きなバンドでblurというイギリスのバンドが、ある曲で「30歳に近づくにつれてイヤラシイこと考えるようになる」
と歌ってたので勝手に年齢の事だと思ってました。まぁどうでもいいですね。

M6「check it out! check it out! check it out! check it out!」
2ndアルバムの1曲目。今でもライブの定番曲です。
このアルバムは結構ヒップホップ色が強い作品で、この曲のタイトルなんか正に!ってな感じじゃないでしょうか。
とは言えよくこんな歌詞思いつくなと思いましたね。
つんのめる感じがスリリングで演奏してて面白い曲でもあります。

M7「Let’s Go!」
個人的に好きな曲です。最近全然ライブでやってないですね。
テンポ遅くすると思いっきりヒップホップじゃん!って思ってるのは僕だけじゃないはずです。…どうでしょうか。
氣志團の対バンツアーで呼んでもらった時に、この曲をカバーしてくれまして。
かなり忠実に演奏してくれましたが、絵面が面白くてステージ袖でニヤニヤしながら見てたのを覚えてます。

M8「イフタム! ヤー! シムシム!」
開けゴマソングと申しましょうか。イントロから名曲キタ!感ありますよね。
今考えると面白いですが、確かこのアルバムのツアーで何回かセットリストの1曲目にやってたような記憶があります。
個人的には今でもたまーにライブでやりたくなる曲です。

M9「神になれたら」
激情ソングですね。歌詞の世界観に持っていかれて、かなりシリアスに演奏しちゃいます。
この曲もライブでは全然やってないですねー。まぁミイラズは曲多いですからね。漏れちゃいます。
コード進行が素敵で全体の響きが個人的にはグッときてる名曲です。

M10「5.5.5st」
ミイラズのモンスター系ソングの一つ。歌詞が良いですよね。だけど曲は明るいという。
曲調が明るいから余計切ない感じが際立つっていうのもありますよね。
今では年に一回のハロウィンライブでしかお披露目してませんが、好きな人は多いですよね?ね?

M11「ゾンゾンゾンビーズ」
モンスター系ソング第2弾。バンド初期の代表曲。今でもたまーにライブでやります。
メンバー自主制作のCDを当時会場で手売りしてたのを覚えてます。
ライブでやってるのと比べて音源はテンポが全然違います。なんかそういう曲があってもいいですよね。って個人的には思いますが。
この曲は頭を真っ白にしないとコーラスやりながら演奏出来なくなる可能性大。考えちゃうと次の瞬間ミスってるという。
Don’t think,FEELってなノリっすね。

M12「ミラーボールが回りだしたら」
これはもうね、初めてライブで見た時「やりすぎぃぃ」って思った曲です。
まんまいきましたね!って感じです。でもそこが良いんですよね。
歌詞はちょっとロマンティックな感じでそこもまた面白い。
バンドの演奏が盛り上がれば盛り上がるほど、歌詞の世界観とどんどん乖離していくのが楽しい一曲です。

M13「TOP OF THE FUCK’N WORLD」
3rdアルバムの表題曲。このアルバムのレコーディングから僕とマサヒコが参加してます。
今でもすごく好きな曲です。ただただcool。Cool Japanみたいな。
僕の中でミイラズというバンドのイメージの根幹を成す曲の一つですね。
演奏してても楽しいです。コーラスも全部ファルセットでさながら仮面ライダーのショッカーをイメージして歌ってます。

M14「ハッピーアイスクリーム」
畠山の超絶技巧が堪能出来る曲です。よく歌えるなと。
ミイラズの代表曲でもありますね。PVもキレイで面白いです。
レコーディングで歌入れの時言葉数の多さにビックリしました。歌詞カード真っ黒じゃんって。
歌詞を目で追いながら歌に耳を傾けるのですが、途中から追えませんでした。
ゲームを長時間やった時の目の疲れがほんの数分で襲ってきましたからね。
ミイラズは結構夜景を思わせる曲が多いのですが、この曲もそういう印象です。まぁPVの影響もありますが。

M15「ふぁっきゅー」
今でもライブの定番曲です。これもお祭り騒ぎになる曲ですね。皆さん怪我しませんように。
ミイラズはPVが面白いバンドでもありますが、この曲のPVも面白いです。
個人的にはやはり、目線の
入った福永◯源のカットインですね。ええ、最高ですとも。

M16「君の料理 (レシピNo. 2027)」
良い曲ですねー。3rdアルバムはこういう曲と激しい曲のバランスが絶妙です。グッときます。
歌詞も日常の風景からサビで一気に世界が変わるのがハッとなります。
両極端な二つのテーマを結びつけるその手腕。リリシスト畠山降臨!って感じでしょうか。
でも冗談抜きで名曲です。

M17「ただいま、おかえり」
ポエトリーリーディング的な印象の曲です。
僕の記憶が確かならば、当時TwitterでJRAの故・後藤浩輝元騎手がこの曲を気に入ってくれた旨をコメントしてくれたのを覚えてます。
後藤騎手は当時新婚で、家に帰ると温かく迎えてくれる家族がいる幸せな生活とこの曲がリンクしたのでしょうか。
公私共に絶頂だった彼がミイラズを聴いてくれてるのかと、その時とても嬉しく思いました。
ただ、大変残念なことに彼は去年(2015年)亡くなってしまいました。突然過ぎる死に喫驚しました。
曲とは関係の無い話になってしまいましたが、この場を借りてご冥福をお祈りします。

M18「いつまでたってもイスタンブール」
クリスマスソングですね。サンタクロース発祥の地がトルコだったなんて初めて知りましたよ。
てっきりフィンランドだと思ってましたから。いやぁプロパガンダの恐ろしさを知りましたねー。
さて置き、僕の中では演奏する時小林亜星作曲の「あわてんぼうのサンタクロース」をイメージしてます。コミカルな感じが似ているというか。
しかし曲名にイスタンブールを入れてる人なんて他に庄野真代ぐらいしか思いつきません。どうでもいいですけど。

M19「Make Some Noizeeeeeeeeeeee!!!!」
この曲は最初歌詞見た時ビックリしましたね。てか今でもビックリします。
アウトですよこれ。完全に。よくリリースしたなと。まぁミイラズらしい曲ですけどね。
これもお祭り騒ぎ系ですね。

M20「あーあ」
3,5thアルバムという立ち位置のミニアルバムの曲ですね。このリリースを機にバンドに正式加入しました。
好きな曲です。この曲も夜景の印象。畠山のPV製作がとにかく大変だったのを覚えてます。
そのPVで当時のツアーのフェリー移動のカットがあったり、結構思い出深い曲でもあります。
後述しますが、このアルバムは全体的にPVの記憶が強いですね。
イントロから最後までマサヒコは同じフレーズ…。お疲れ様。

てなわけでDisc 1は以上です。Disc 2は少々お待ちを。